有限会社久保建設

型枠工事

ビルやマンション、商業施設など、比較的大規模な建物への型枠工事が弊社の主力業務です。（橋などの建設にともなう土木工事にもご対応しております。）型枠工事とは建物の壁や柱などを形づくるためのものです。図面から大きさを読み取り、生コンクリートを流し込むための型を製作し、その組み立ても行ないます。

拾い出し

施工図面から、柱・壁・梁・スラブといった構造物の形状、寸法や数量を計算し、材料の加工を正確に行なえるような加工図を作製していきます。

墨出し

施工図面を読み取って型枠の位置を把握し、実際の現場の床に、柱や壁などの位置を線や印で表していきます。

建て込み

事前に加工したパネルを運び入れ、墨出しでつけた印に合わせて建てていきます。精度と強度の両方を追求しなければなりませんので、水平・垂直のレベルを常に確認し、慎重に作業を進めます。

締め付け

建て込みが終われば、「ホームタイ」という金物を使い「鋼管角パイプ」で締め付けを行ないます。コンクリート打設時には高圧がかかるため、枠に隙間や歪みが生じないよう、しっかりと締め付けていきます。

ダメ回り

それぞれの工事が完成に近づいたら、補修を要する箇所などがないか、点検しながら見回ります。コンクリートの圧力に耐え、正確な形に固められるかどうかを入念に確認し、必要箇所を補強します。

コンクリート打設

いよいよコンクリートを型枠に流し込みます。生のコンクリートは流動性があり、型枠にはかなりの側圧がかかります。型枠大工は打設中、常に型枠の点検を行なう重要な役割を担います。

型枠解体

型枠内に流し込んだコンクリートが完全に固まった後、不要になった型枠を取り除きます。解体には決められた順序があり、手順を誤ると型枠が崩れて大事故につながる恐れがあるため、丁寧に作業します。